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事業者と消費者のベストな関係とは

2021/10/25

帰宅したらまずAlexaに呼びかける。

「Alexa、ただいま」

スマートプラグに接続されたランプに電源が入り、リビングを照らしてくれる。 いつもならそうだった。 しかし、ある日帰宅すると呼びかけるといつもと違う反応が返ってきた。

どうやら何かしらの不具合っぽかった。 真っ暗なリビングで試行錯誤してみたが解消されず、結局その日はいつもと違う方法でランプをつけた。

少しして、他にもこいう事象が起きている方がいないかTwitterで検索してみた。 その時間にはまだ同様のツイートは見られなかったが、数日するとぼちぼちと同様のツイートが見つかった。

翌日には自分のツイートに、公式のAmazonカスタマーサービス担当の方がリプライをくれた。 大手のAmazonさんでもこうした対応してくれているんだなと思って驚いた。

いろんな機器が絡むスマート機器であるし、なかなか原因の特定も難しいようだった。 いただいた内容で、なかなか解決しなかったが、Twitterで見つけたプラグ側の対応方法で事象を解決することができた。

不具合は起きる

人間が作って提供しているサービスだし、こうした不具合は必ず起きる。 ひとりのクリエイターとしてこうした事象に寛大でありたいと思っている。

もちろんみんな最大の準備を払って、ユーザーの不便がないようにと日々仕事をしているだろう。 作る側はそうあるべきだし、ユーザーに不便が無いように最善を尽くすべきだ。きっと対価を得ているのだから。

たくさんの有意義なソリューションが生活を便利にしているということが、こうした不具合によって改めてそう感じさせる。

不具合は必ず起きる。起きた時に事業者側に何ができるだろうか。

事業者と消費者のベスト関係とは

今回自分の身に起きたソリューションの不具合は、SNSからの情報によって解消することができた。

しかし、ニッチなサービスや非IT機器だと、きっとこれほど情報は拾えないのではないかと思う。 また、利用者がインターネットに弱い方など。 そのような場合、事業者側はどのように消費者と向き合えるだろうか。

まだまだベストな事業者と消費者の関係性は築けていないのだろう。

©︎ MINE YUJI